人気のあるホステスに共通する灰皿交換の仕方【神は細部に宿る】

 

突然ですが、灰皿交換をするときに貴女が心がけていることは何ですか?

 

「え?!そんなの特にないんだけど!」
「そんなこといちいち気にしてないよ!」
「というか灰皿の交換なんてどうでも良くない?!」

 

もしそんな風に思っていたとしたら、貴女がいまどのような状況であれ、今後も人気が出る可能性は低いと思います。

 

灰皿交換という一見どうでもいいような仕事に、どれだけ気配りすることができるか。

 

この考え方があるかどうかが、人を相手にする仕事、特に水商売のような高度なサービスを要求される仕事においては非常に重要になってきます。
 
最初に言っておきます。
たしかに灰皿交換で人気が取れるわけではありません。
しかし売上者や人気がある子は灰皿交換にも気配りをしているのは間違いありません。

 

彼女たちにとって灰皿交換とは、
ただ吸い殻を片付けるということではなく、
お客様が常に気持ちよくお酒を飲むための演出の一つだからです。

 

謝っているのに許してくれないのはなぜ?相手に伝わる謝罪の仕方【前編】

「どうしたら相手に許してもらえるだろう」

 

こう考えているうちは、許してもらえることはないと思います。

 

なぜなら「許してほしい」と思っているから。

 

こいつ、何をおかしなこと言っているんだと思いますか?

 

許して欲しいから謝るのは当たり前じゃないかと。

 

もう一度言います。

 

だから、許してもらえないんです。

 

「謝罪」に対するそもそもの考え方がズレてるんです。

 

何がどうズレているのか説明をします。

 

あなたが相手を傷つけてしまうようなこと

たとえば浮気をしたことがバレて

相手に謝ろうと思ったときを思い浮かべてみてください。

 

ここでいくつか質問です。

 

まず

「浮気をしたのは誰ですか?」

 

あなたですよね?

 

そのことについて

「謝罪したいと思っているのは誰ですか?」

 

あなたですよね?

 

「謝罪して許して欲しいのは誰ですか?」

 

あなたですよね?

 

ここまでで、何かおかしいと思うことはありませんか?

 

謝罪の「目的」が「許してもらうこと」になってしまっているんです。

 

ピンとこない方のために、

もう一度質問します。 

 

「傷つけたのは誰ですか?」

あなたですよね?

 

では

「傷付いているのは誰ですか?」

相手ですよね?

 

その相手はいま、どんな気持ちでいると思いますか?

つまり、ここで大事なことは相手の感情を軸に考えることなんです。

 

あなたが浮気をしたことによって

相手は深く傷つき、涙を流しているかもしれない。

食事が喉を通らないぐらい、悲しみにくれているかもしれない。

 

そんな相手の感情にしっかり寄り添って謝罪のタイミングや言葉を選ばなければなりません。

 

にも関わらず、そんな相手の感情を無視して

罪悪感から逃れたい

安心したい

という自分の感情を軸に

「許してください」と謝罪をしても

それが相手の心に伝わるわけがありません。

 

だって、傷付いているのは自分じゃなくて相手なんです。

自分が感じている罪悪感とは比べ物にならないほど

心が痛んでいるのは相手なんです。

相手はその痛みから早く解放されたいんです。

 

だから

謝罪の目的は決して「許してもらうこと」であっていい理由がありません。

 

「悪いことをしたら謝りなさい」

とか

「謝っているんだから、許してあげなさい」

という言葉を機械的に解釈して

悪いことをした→謝る

謝る→許してもらう

というように、謝罪の目的が

「謝ること」や「許してもらうこと」になってしまっているうちは、

相手に伝わるわけがないのです。

 

謝罪は「相手の感情を理解しようとする」ところが出発です。

 

そもそも相手は謝罪なんて求めてないかもしれません。

「謝って済む問題じゃない」という言葉は

まさにそういったときに出てくる言葉であり

謝罪だけでは納得ができない状態なんです。

そこで考えなければならないのは

謝罪から始まるその後の具体的な行動です。

 

確かに「最初に謝ること」は必要です。

しかし謝罪の目的をはき違えてしまったら

火に油を注ぐだけになるかもしれません。

 

そもそもなぜ謝らなければならないのかということを掘り下げていった結果、

自分に非があるのであれば

「許してほしい」という自分軸ではなく

「どうしたら相手を痛みから解放してあげることができるか」

という相手軸で謝罪の仕方を考えなければならないはずです。

 

謝罪とはスタートであってゴールではないからです。

 

前置きが長くなりましたが

今回は、謝罪の仕方を考える前に

謝罪とは何のためにするものなのかという

そもそもの目的を考えることにしました。

この部分をすっ飛ばして、いくら上手な謝り方を知ったところで

それが相手に伝わることはないと思います。

 

大事なのはテクニックではなく、考え方だからです。

 

この考え方を前提に

次回は具体的な謝罪の仕方を書いていきます。

 

お読みいただき、ありがとうございます。

 

あれから今日でちょうど2年

 

2年前の今日は土曜日でした。

 

私が17歳のときから連れ添った愛犬のナナが亡くなってから、今日でちょうど2年。

 

犬のくせに人見知りで

家族以外の人間や犬にはまったく懐かないどころか

自分に触れようとしようものなら

あからさまに嫌な顔をするため

周りの人や犬からしたら、本当に無愛想で可愛げのない子だったと思います。

 

家族の前でも意地っ張りな子でした。

 

誰かが外出するときに

「行ってきまーす」と言っても知らんぷり。

でも実は

扉が閉まった瞬間、ベランダまでダッシュして

壁の隙間からひょっこり顔を出しながら

姿が見えなくなるまでお見送りしてくれていたり。

 

一方で誰かが帰宅したときは

外出するときとは打って変わって

毎回、一目散に駆けて行き

尻尾がちぎれるんじゃないかってぐらい

グルングルン振り回してお出迎えしてくれたり。

 

ナナのそういうあまのじゃくなところが

本当に可愛くて好きだった。

 

家族の誰に対しても

愛情表現豊かに、思いやりをもって接してくれたナナ。

そんなナナの最期の瞬間を

家族全員で看取ることができたことは

本当に幸運でした。

 

とはいえ、やっぱり後悔もたくさんあります。

 

もっと散歩に連れていってあげればよかった。

もっと抱きしめてあげればよかった。

もっと話しかけてあげればよかった。

 

キリがないですが

もっともっと多くの時間を共有しておけばよかった。

 

今でもたまに、ふと涙が流れるときがあります。

一緒に過ごした日々を思い出し、もう一度会いたくなって。

 

でも

泣いても泣いても

悔やんでも悔やんでも

もう戻ってくることはありません。

 

今でもたまに夢に出てきてくれます。

その度に嬉しくもあり、少し心配にもなります。

あっちでも犬見知りを発揮して

友達を作れずに寂しい思いをしているんじゃないだろうかとか。

凧を上げてくれる人はいるのだろうかとか。

(空に上がった凧を全速力で追いかけることがとにかく好きだったため)

 

 

 

3月5日の今日は、いつも以上にキミを思い出す。

 

そうやって記憶の中のキミとつながる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナ、元気にしていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとまたどこかで逢えると信じてる。

 

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欠点や弱点があるからこそ、応援される

 

「積極的な接客とかできないし」

「同伴組むの苦手だし」

「そもそも可愛くないから需要ないし」

 

本当は一生懸命がんばりたいのに

欠点ばかりに目がいってしまい

自分に自信が持てなくて

なかなか思うようなホステスライフを送れていない貴女へ。

  

今朝、いつも行く近所のコンビニに行ったのですが

そのときレジにいた店員さんの接客が心に響いたので、そのときのエピソードを。

 

その店員さんは男性で

恐らく50代半ばから後半の、自分の父親ぐらいのご年齢の方でした。

今日初めて見たので、恐らく入ったばかりの新人さんです。

 

まず「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」に覇気があって、

そのおかげか店内の雰囲気が良く、いつも行っているコンビニとは思えないほどでした。

そしてこれはたまたまだと思いますが、その時間帯にしてはいつも以上に店内にいる人も多かったです。

 

いつもより人が多くいたので、必然的にレジも混みます。

その新人のおじさんは、まだ慣れていないのか、ものすごくテンパっていました。 

商品を丁寧に袋に入れようとするのですが、入れる順番を間違えてしまったり、向きが逆になってしまったり。

結果的に時間がかかっていました。

 

私自身も皆さんも経験があると思うのですが、コンビニの待ち時間って実際よりも長く感じます。

時間にしたらほんの数分程度なのに、コンビニのレジ待ちとなると皆さん時間に対してシビアになります。

 

そんなお客さんの「空気」を察してか、そのおじさん店員は余計に焦っていました。

 

焦れば焦るほど、目の前のお客さんの顔色は険しくなるし、早くやろうとすればするほど、焦ってミスをしてしまうし。

明らかに悪循環に陥っていました。

 

そんな中、ようやく自分の順番が回ってきました。

そしておじさんを目の前にして、時間がかかっている理由がわかりました。

 

右手が震えていたんです。

 

精神的に焦っていることで一時的に震えてしまっているのか。

何かの病気で震えが止まらないのか。

 

恐らく後者だったと思います。

左手は全く震えていなかったので。

 

おじさん店員は、その震える手を使いながら一生懸命、商品をレジ打ちして袋詰めしていたんです。しかも一人で。

 

店員さんは他にもいましたし、新人なら慣れるまでは傍でフォローしてあげるとか、身体が不自由ならやはりサポートしてあげるとか、そういった店側の配慮はありませんでした。

 

そんな周囲のサポートがない中で、そのおじさん店員は一人で頑張っていました。

自分のせいで周囲に迷惑をかけてしまっている。

でもそこで逃げずに、いま自分には何ができるかを考えて、

できることを誠意を込めてやる。

 

それがきっと「接客時の挨拶」だったのです。

 

その潔い気持ちが接客の言葉に乗っかっていたからだと思います。

何か響いてくるものがありました。

 

得意じゃないから。

苦手だから。

「やらない理由」を探して挑戦しようとしない。

 

挑戦しないからずっと苦手なまま。

苦手なままだから自信も持てない。

自信がないから仕事も面白くない。

 

心当たりはありませんか?

 

せっかく銀座という一流が集う街で

ホステスという職業を選択して

ここまで辞めずに続けている

素晴らしい貴女がいるのに

とても勿体ないと思います。

 

苦手だからやらないのではなく

今の自分にできることは何なのかを自分の頭で考えて

それを精一杯やる。

別にそれが「挨拶」であってもいいんです。

 

どんな挨拶をすれば

お客様はいい気分になれるだろう

自分を覚えてもらえるだろう

そんなことを考えながら挨拶を繰り返していけば、必ず誰かが気付きます。

 

銀座でお飲みになるお客様は

常日頃から多くの方と接する機会があります。

つまり「挨拶」の数も多いです。

 

そこで貴女の挨拶が誰よりも気持ちの良いものであったとしたら

それだけで貴女が印象に残るでしょう。

たとえ積極的な接客が苦手であったとしても、可愛くなかったとしても、

そんなこと他の部分でいくらでもカバーできます。

 

最初に気持ちの良い挨拶があったとしたら

たとえその後の席での会話の切り口が掴めなかったとても

もしかしたらお客様から会話を広げてくれるかもしれません。

 

貴女の健気な姿に感化されて

むしろ弱点や欠点があるからこそ 

きっと誰かが応援してくれます。

 

ドラマやアニメのヒーローだってそうじゃないですか。

欠点や弱点があるから、余計に応援したくなるんです。

 

おじさんの行動のおかげでそのことに気がつくことができた。

だから腐らず、諦めず、自分の信じた道を進み続けようと改めて思いました。

おじさん、ありがとう。

 

貴女も私もお互いに応援される人を目指して、今日も一日頑張りましょう。

 

 

 

【蒲田でカレーと言ったらここ!!】キッチンすみっこ

おそらく100回以上は食べてます。

それぐらい美味しくて、大好きなカレー。

それが大田区の蒲田にある「キッチンすみっこ」 

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https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131714/13087585/

 

美味しそうでしょ?笑

写真でうまくお伝えできないのが残念ですが

このお皿、幅が30cm近くあるんです。

そのお皿いっぱいに盛り付けされているので、

実際は写真で見るよりかなりボリュームあります。

 

どの時間に行っても男女問わず常に誰かしらいらっしゃるのですが、

初めて来た人はすぐにわかります。

 

皆口を揃えて

「うわっ!すごい量!」

と驚くからです。

 

それぐらい量が多いので
もしかしたら女性は食べきれないかもしれません。

 

私もかつて一度だけ大盛りに挑戦したことがありますが

美味しさより、苦しさが勝ったので

以後、二度とやりませんでした。

 

それぐらいボリューミーです。

 

別にボリュームだけなら、他にもあるじゃんとなりますが、

もちろんボリュームだけではありません。

 

サラサラでもトロトロでもない

絶妙なまろやかさのあるルーは

具材が完全に溶けるまで

ゆっくり時間をかけて丁寧に煮込まれています。

長い時間カレーと向き合い続けることでしか得ることができないであろう至極の賜物。

 

ご飯もバッチリです。

最適量の水分を含んだお米たちが、カレーの美味しさをいっそう引き立てます。

写真ではご飯の居場所がわかりづらいですがトンカツの下に隠れているんです!

この独特な盛り付け方も食べる者のワクワクを刺激します。

 

トンカツは言わずもがな。

カレーのルーと絡んだトンカツ。

表面はしっとりしていますがそのすぐ下にはサクサクの衣が隠れています。

お肉はあえて残した脂身がジューシーでとっても美味。

オーダーを取ってからその場で揚げるので、いつ行ってもできたてのトンカツが食べれます。

 

そして極めつけはなんといっても、ご飯の上に乗せられているキャベツの千切り!!

そう!!あの千切りキャベツです!!

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 お皿のすみっこに乗せられているので一見ただの脇役と思われがちですが、

こいつが主役を飲み込んでしまうほどの美味しさなんです!

 

カレーのルーと絡めて食べると、キャベツのシャキシャキ感とルーのまろやかさが絶妙にマッチするんです!

キャベツにこんな美味しい食べ方があったのかと、思わず驚くこと間違いなしです。

 

普通カレーライスといったら主役はもちろんカレーです。

しかしこのカレーライスはカレーもさることながら

本来は脇役であるはずのキャベツでさえ、主役と錯覚してしまうほどの活躍を見せてくれます。

 

まさにカレー界のオーシャンズ11

 

蒲田にお越しの際は、ぜひ。

 

キッチンすみっこ

https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131714/13087585/

 

私がスカウトという仕事をやる理由

人間力を磨いて、信頼される人になるため」

 

少し大袈裟な言い方ですが

 

スカウトという仕事は本当に奥が深いし

人間力を磨くチャンスが多い職業だと思っています。

 

どんなことをしているのかというと

業務自体は至ってシンプル。

 

「女性にお店を紹介する」

 

それだけです。

 

 しかし「それだけ」のことをするために

様々な能力を身につける必要があります。

 

たとえば

コミュニケーション力

論理的思考力

調整力

傾聴力

提案力

などなど。

 

ざっと並べただけでもこれだけのスキルが必要です。

 

またスキル以外にも大切なことは沢山あります。

 

あいさつや身だしなみといった礼儀の部分はもちろん

どのような考え方を持って仕事に取り組むか、などなど。

 

とくにこの「考え方」をしっかり身につけることは

個人的に一番大切なことだと思っています。

 

なぜなら、この「考え方」次第で

お店や女性に信頼されるかが決まってくるからです。

 

どんな仕事も、いや、仕事にかかわらず人間関係はどんなことでも

この「信頼」があるかどうかが、相手との関係を良いものにするか良くないものにするかを決めると思います。

 

ママや売上者の方々も、容姿やスキル以前に、

この「考え方」の部分がその他大勢とは圧倒的に違います。

 

極端な話、

この「考え方の違い」が売上者であるかただのヘルプであるかを分けているのだと思います。

 

スキルなんて後からいくらでも身につけることができるし

礼儀に関してもやろうと思った瞬間から誰でもできます。

 

つまり

スキルも、礼儀も、そこにはある一定の「正解」があるので、

最終的には他者との差別化は図れないということです。

 

これが差別化として活きるのは

周りに礼儀や作法を知らない人が多い店や

そもそもそういったところに気を遣える人がいない店など

総体的に周りのレベルが低いときです。

 

「売上者とヘルプを分けているのは考え方の違いだ」と言いましたが

考え方というのは、誰でも同じように身につくものではないし

教えてどうこうというものでもありません。

 

「考え方」とは、自分の頭で考えることを繰り返して自分なりに養っていくものだと思います。

 

そもそも考え方とは

今に至るまでの過去の出来事への解釈や、各々の価値観によって形成されるものであって、正解も不正解もありません。

 

だからこそ他者との違いが明確に出ます。

 

つまり差別化できるということです。

 

この差別化を極めて信頼を勝ち取っていった人たちが、恐らくママであったり売上者の方々なんだと思います。

 

 

 

話が逸れたのでもとに戻します。

 

ホステスさんに限らず、スカウトという仕事もこの考え方がとくに大事だと思っています。

 

「人を紹介する」

たったこれだけのことをするために

要求されることは、実に沢山あります。

 

しかしそれは言い方を変えれば

それだけ人間力を磨くための要素がたくさん詰まっているということです。

  

だからこそ私は理想の自分に向かって

この「スカウト」という仕事を通して「信頼される人」になりたいと思います。