あれから今日でちょうど2年

 

2年前の今日は土曜日でした。

 

私が17歳のときから連れ添った愛犬のナナが亡くなってから、今日でちょうど2年。

 

犬のくせに人見知りで

家族以外の人間や犬にはまったく懐かないどころか

自分に触れようとしようものなら

あからさまに嫌な顔をするため

周りの人や犬からしたら、本当に無愛想で可愛げのない子だったと思います。

 

家族の前でも意地っ張りな子でした。

 

誰かが外出するときに

「行ってきまーす」と言っても知らんぷり。

でも実は

扉が閉まった瞬間、ベランダまでダッシュして

壁の隙間からひょっこり顔を出しながら

姿が見えなくなるまでお見送りしてくれていたり。

 

一方で誰かが帰宅したときは

外出するときとは打って変わって

毎回、一目散に駆けて行き

尻尾がちぎれるんじゃないかってぐらい

グルングルン振り回してお出迎えしてくれたり。

 

ナナのそういうあまのじゃくなところが

本当に可愛くて好きだった。

 

家族の誰に対しても

愛情表現豊かに、思いやりをもって接してくれたナナ。

そんなナナの最期の瞬間を

家族全員で看取ることができたことは

本当に幸運でした。

 

とはいえ、やっぱり後悔もたくさんあります。

 

もっと散歩に連れていってあげればよかった。

もっと抱きしめてあげればよかった。

もっと話しかけてあげればよかった。

 

キリがないですが

もっともっと多くの時間を共有しておけばよかった。

 

今でもたまに、ふと涙が流れるときがあります。

一緒に過ごした日々を思い出し、もう一度会いたくなって。

 

でも

泣いても泣いても

悔やんでも悔やんでも

もう戻ってくることはありません。

 

今でもたまに夢に出てきてくれます。

その度に嬉しくもあり、少し心配にもなります。

あっちでも犬見知りを発揮して

友達を作れずに寂しい思いをしているんじゃないだろうかとか。

凧を上げてくれる人はいるのだろうかとか。

(空に上がった凧を全速力で追いかけることがとにかく好きだったため)

 

 

 

3月5日の今日は、いつも以上にキミを思い出す。

 

そうやって記憶の中のキミとつながる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナ、元気にしていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとまたどこかで逢えると信じてる。

 

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